Cortex Copilot - SecOpsが取るべき道は、激務に依存しないスマートなセキュリティ

May 20, 2024
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セキュリティ運用には不確定要素が多数存在します。サイバー脅威のスピードと複雑性の継続的な進歩を受けて、インシデントをできるだけ迅速に調査して解決することがアナリストには求められます。しかしながら、インシデントの完全解決に要する時間は、セキュリティ アナリストのスキル レベルと経験に加えて、使用可能なツールに強く依存します。

どこから着手すべきか、取るべき措置は何かをアナリストが自ら判断する場合、インシデント レスポンス時間の大幅な長期化が生じかねません。また、インシデントの残務が積み上がるとアナリストの事後対応的な傾向が強まり、最新の脅威に先んじた予防的な活動に時間を割けなくなります。

セキュリティ運用分野では、攻撃に先手を打ち続けるためあらゆる強みを活かすことがアナリストに要求されます。Cortex Copilotは、この目的のために開発された機能です。

Cortex Copilot: 激務に依存しないスマートなセキュリティ

Cortex Copilotは、サイバーセキュリティ アプローチの刷新を目指した先進的なセキュリティ運用アシスタントです。日常業務の中でコンテキスト情報とステップ別のガイドを提供し、セキュリティ アナリストの能力を引き出す頼もしいツールであり、素早い行動、迅速なインシデント解決、最新脅威への先手の対策を可能にします。

インシデントの優先順位付けと調査の高速化

Cortex Copilotはプラットフォーム上のどこからでも手軽に利用できます。用途としては、新規インシデントのレビュー、影響を受けたシステムとユーザーの調査、セキュリティ侵害インジケータの特定が挙げられ、画面を切り替えることなくこれらの作業を行えます。脅威インテリジェンスを用いてインシデント情報を自動で拡充するほか、システムの隔離や有害ファイルの破棄といったレスポンス アクションも提案します。重要な情報とアクションにアナリストを集中させ、総合的な平均解決時間の短縮に貢献する機能です。

図1: Cortex Copilotがインシデントの詳細情報を提供し、利用可能な調査&レスポンス アクションを提示。

ワークフローを最適化してアナリストの業務を効率化

Cortex Copilotはコンテキスト化済みの情報とアクションの提供を通じてアナリストの業務を効率化し、Cortexプラットフォーム機能の最大限の活用を支援します。アナリストがサポート ドキュメントを検索せずとも、ヘルプ センターから要約された情報を迅速に入手できるため、学習曲線が高速化し、新人アナリストを即座に戦力化できます。

図2: Cortex Copilotは製品機能などの質問に関して有益な情報を提供。

脅威ハンティングの民主化と先手のセキュリティ

Cortex Copilotはデータ ソースを横断した探索を簡略化し、結果を基にハンティング アクションの各段階で指針を提供します。そのため、アナリストのスキル レベルに関係なく徹底的な脅威検出が可能です。また、アナリストの入力を製品アクションと統合することで、クエリの実行、因果関係チェーンの調査、セキュリティ保護の強化を支援します。経験豊富な実務者が担っていたアクションを経験の浅いアナリストでも行えるようにし、高度な脅威の解明とセキュリティ有効性の強化をサポートします。

図3: この例では、Cortex Copilotがハッシュ値に関するコンテキスト化済みの情報を提供するとともに、実行可能な調査、レスポンス、ナビゲーションの選択肢を提示。

Cortex Copilotへの理解を深める

現時点でCortex Copilotはプライベート ベータ版として、セキュリティ運用を変革するAI駆動型プラットフォーム「Cortex XSIAM」上で提供されています。

オンライン イベント「Prepare for a Brand-New Fight」では、Cortex Copilotの詳細や、AIとサイバーセキュリティに関する弊社の最新の技術と進歩をご紹介しますので、ぜひご視聴ください。

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